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2020年 AWS AWS Solutions Architect - Associate クラウド コンピューター 技術一般 認定資格

AWSを学ぶ(9)ELB を使ってみよう

AWSを学んでみようということで、今回は、ELB について調べてみました。

最初に、東京リージョンの EC2 に、ウェブサーバーを2台起動させておきます。

今回はWindows2019 サーバーを 2台起動し、手っ取り早くウェブサーバーにしたいので、04 Web Server というフリーソフトを使ってウェブサーバーにしています。

まずは、ELB (Elastic Load Balancer) がどんなものか使ってみたいので、基本的な設定で動かしてみます。

ELB の種類

ELB (Elastic Load Balancer) には3種類あります。選択するときに気をつけるべき点は、以下の通りです。

  • Application Load Balancer (ALB)

バランシング の対象プロトコルがHTTP(S)の時はこれ

  • Network Load Balancer (NLB)

バランシング の対象プロトコルがHTTP(S)以外のTCPまたはUDPの時はこれ

  • Classic Load Balancer (CLB)

EC2-Classicの環境でバランサーを使いたい時はこれ

実際に使われるのはALBかNLBで、CLBは今は使われることはないです。

ELB (Elastic Load Balancer) の作成

東京リージョンの EC2 の管理コンソールにログインします。

左側のメニューの中の「ロードバランシング」から「ロードバランサー」をクリックします。

ELB の管理コンソールが表示されます。

画面上部にある「ロードバランサーの作成」をクリックします。

ロードバランサーの種類を選ぶ画面が表示されます。

今回は NLB(Network Load Balancer)を使ってみましょう。真ん中のロードバランサーの「作成」をクリックします。

ロードバランサーの設定画面が表示されます。

ロードバランサーの名前を入力します。

VPCを選択します。今回は東京リージョンのデフォルトVPCを使います。

次に、ウェイブサーバーが存在するサブネットを選択します。

タグも付けておきます。

セキュリティーのエラーメッセージが表示されますが、今回はHTTPでの基本的な動作確認ですので無視します。画面右下の「次の手順」をクリックします。

ルーティングの設定画面が表示されます。

ターゲットグループの名前を付けます。このターゲットグループというのは、EC2に起動させたウェブサーバー2台をグループ化した名前です。

今回は、ヘルスチェックはそのままで使います。「次の手順」をクリックします。

ターゲットの設定画面が表示されます。

画面下部にインスタンスが見えます。これがEC2に起動したウェブサーバー2台です。両方のチェックボックスにチェックを入れ、その上にある「登録済みに追加」をクリックします。ポートは80のまま利用します。

登録済みターゲットの方に、2つのインスタンスが表示されます。これでターゲットの設定はOKです。「次の手順」をクリックします。

最終ステップです。設定内容を確認します。設定内容に問題がなければ、「作成」をクリックします。

ELBの作成が開始されます。「閉じる」をクリックします。

EC2の管理画面に戻り、ロードバランサーをクリックし、ELBの管理コンソールに戻ります。

状態がProvisioningになっているのが見えますので、状態が完了になるまで待ちます。

ELBの動作確認

通信の宛先の確認をします。

ELBのインスタンスの「基本的な設定」の中に「DNS名」が見えます。これがELBの宛先アドレスのホスト名となります。

このELBのDNS名をブラウザーで指定します。

http://dns-name

MacBookからアクセスすると、ウェブサーバー2号機に接続しています。

次に、Windowsからアクセスすると、ウェブサーバー1号機に接続しています。ロードバランシング成功ですね。送信元IPアドレス毎に、接続先のウェイブサーバーを使い分けています。

この教材を使って勉強してます。

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