VirtualBox インストールエラーの解決法

ミニPC（SkyBarium N1 Pro ミニPC Intel N150）を購入してWindows を動かしているのですが、そこに VIrtual Box をインストールしてみたいなと試したところ、エラーに遭遇しました。その時の対応メモです。

Virtual Box自体はインストールできたのですが、仮想マシンを起動しようとすると、こんなエラーが出力されました。

NtcreateFile(\Device\VNoxDrvStub) failed: 0xc0000034
STATUS_OBJECT_NAME_NOT_FOUND (0 reties) (rc = 101)

エラー内容を見ていても意味が分からなかったので、ChatGPTでエラーを調べてみると、「管理者権限で再インストールを試してみる」と言われました。

そして、一度アンインストールしてから、再度インストールする時に、無視していたメッセージに気づきました。

Missing Dependencies Python Core / Win32api

無視して Yes を押して進んでいましたが、Python が必要と書いてあります。Virtual Boxって、いつの間にか、Python を使うようになっていたのですね。

つまり結論から言うと、Virtual Box のインストールの前に、Python と pywin32 をインストールすると解決します。

対応方法

Pythonのダウンロードページへ移動します。

Pythonは、最新版をインストールしれば良いです。

インストーラーをダブルクリックして、インストールを開始します。

インストールする時に気をつけないといけないのが、「Add p ython.exe to PATH」のチェックボックスを必ず有効にしてからインストールすることです。

これにチェックを入れずにPythonをインストールすると、最初と同じエラーが出続けてしまい、仮想マシンが起動しません。

最後に、「Disable path length limit」というのが表示されますが、これは無視して良いみたいです。

Closeで、インストーラーを終了させます。

Pythonのインストールが完了したら、最後に1つコマンドを投入します。コマンドプロンプトは、管理者権限で起動する必要があります。

pip install pywin32

インストールできたら完了です。

この後に、VIrtual Boxをインストールしましょう。