バックアップ
MacOS を使っているなら、DD がおすすめです。ターミナルでの操作になりますが、バックアップイメージの書き出しが非常に速いです。
Windows でも、これを入れれば、DD が使えるようになるみたいです。私は使ったことがないのですが。
MacOS
ターミナルを起動し、df コマンドを実行します。
kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk1s1 1.8Ti 10Gi 1.2Ti 1% 488398 19538540362 0% /
devfs 193Ki 193Ki 0Bi 100% 667 0 100% /dev
/dev/disk1s2 1.8Ti 578Gi 1.2Ti 32% 2598232 19536430528 0% /System/Volumes/Data
/dev/disk1s5 1.8Ti 4.4Gi 1.2Ti 1% 4 19539028756 0% /private/var/vm
map auto_home 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /System/Volumes/Data/home
/dev/disk1s4 1.8Ti 505Mi 1.2Ti 1% 57 19539028703 0% /Volumes/Recovery
//admin@172.16.16.4/share 2.7Ti 1.2Ti 1.5Ti 45% 1284655110 1628797004 44% /Volumes/share
MicroSD を認識させた後に、もう一度 DF コマンドを実行します。増えているものが、MicroSD のディスク番号です。
私の例ですと、/dev/disk2s1 になってます。これを、メモしておきます。
kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk1s1 1.8Ti 10Gi 1.2Ti 1% 488398 19538540362 0% /
devfs 193Ki 193Ki 0Bi 100% 667 0 100% /dev
/dev/disk1s2 1.8Ti 578Gi 1.2Ti 32% 2598246 19536430514 0% /System/Volumes/Data
/dev/disk1s5 1.8Ti 4.4Gi 1.2Ti 1% 4 19539028756 0% /private/var/vm
map auto_home 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /System/Volumes/Data/home
/dev/disk1s4 1.8Ti 505Mi 1.2Ti 1% 57 19539028703 0% /Volumes/Recovery
//admin@172.16.16.4/share 2.7Ti 1.2Ti 1.5Ti 45% 1284655110 1628797004 44% /Volumes/share
/dev/disk2s1 252Mi 49Mi 204Mi 20% 0 0 100% /Volumes/boot
MicroSD をアンマウントします。
kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % diskutil umountDisk /dev/disk2s1
Unmount of all volumes on disk2 was successful
MiscoSD の中のデータをコピーします。
sudo dd if=/dev/rdiskX of=./image-name.img bs=1m
「if=」の後に、先ほどのディスク番号を指定します。私の場合は、「/dev/disk2s1」なので、「/dev/disk2」です。
diskの前に「r」を付けるのを忘れないようにしてください。これを忘れると、書き出しが非常に遅くなります。
「of=」の後ろには、書き出した後のイメージの名前を指定します。以下の例では、書き出し先は、カレントディレクトリーです。
最後に「bs=1m」を指定しておきます。これも忘れると、書き出しが非常に遅くなるので注意です。
kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % sudo dd if=/dev/rdisk2 of=./raspberry-20210606-bak.img bs=1m
Password:
書き出しが始まりました。
別のターミナルを起動して見てみましょう。指定した名前のファイルができてますね。
kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % ls -la ./*.img
-rw-r--r-- 1 root staff 5622464512 Jun 6 13:11 ./raspberry-20210606-bak.img
書き出しが完了するまで、しばらく待ちます。
32GB の MicroSD からイメージを書き出しましたが、約422秒で完了です。なかなか速いですね。
30145+0 records in
30145+0 records out
31609323520 bytes transferred in 421.862104 secs (74928094 bytes/sec)
これでバックアップは完了です。
ちなみに、このイメージファイルですが、圧縮するとかなりサイズが小さくできるみたいです。32GBのバックアップイメージを圧縮すると、1.9GBくらいまで小さくできます。
バックアップを数世代残しておきたい場合は特に、圧縮して保存しておくと良いかもしれません。
リストア
BelenaEtcher をダウンロードします。使い方も簡単で、個人的におすすめです。
バックアップの時に使用した DD コマンドでもリストアはできるのですが、こちらの方が、書き込み速度が速いです。
Windows 版、MacOS 版、Linux 版があります。
Etcher を起動します。
「Flash from file」をクリックします。
エクスプローラーから、バックアップイメージを指定します。
「Select target」をクリックします。
リストア先の MicroSD を指定し、「Select」をクリックします。
「Flash」を押せば、リストアが開始します。
MicroSD への書き込みが始まります。
使っているパソコンのスペック次第というところもありいますが、32GB のイメージの書き込みで、45分くらいという感じです。
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