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MacOS の Time Machine がうざいので設定を変えたい

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MacOS に標準で搭載されているバックアップアプリに、「Time Machine」があります。

標準で付いてくるアプリなのですが、必要最小限の機能はちゃんと搭載されており、非常に便利なアプリです。バックアップは、ちゃんと取っておかないと、何かあった時に泣くのは自分ですからね。

でもこのアプリ、やり過ぎなんです。1時間に一度バックアップを走らせてます。昼間に仕事している時にでもバックアップが走ります。かといって、自動バックアップを止めて手動で行うと、これはこれで面倒です。

そして、自動バックアップのバックアップ間隔の変更とかができないです。

これが不便に感じて、設定変更できるツールってないのかなと思って探したら、ありました!「TimeMachineEditor」です。

ここからダウンロードできます。

TimeMachineEditor のインストール

ダウンロードしたPKGファイルを、ダブルクリックしてインストールします。

インストーラー画面が表示されますので、画面に従って進めていきます。「続け」るをクリックして進みます。

Macへのログインパスワードが求められたら、パスワードを入力します。「ソフトウェアをインストール」をクリックして進みます。

これでTimeMachineEditorのインストールは完了です。非常に簡単ですね。

TimeMachineEditor の起動と設定

早速、TimeMachineEditorを起動してみましょう。

アプリケーション一覧からTimeMachineEditorを探して、打プルクリックで起動します。

まず「Back up」のチェックボックスにチェックを入れます。

その隣のプルダウンメニューをクリックしてみると、「不使用時」「インターバル」「カレンダー」の3つが選択できることが分かります。

不使用時の設定

ここでは、Time Machine のバックアップを使用したくない時間を指定することができます。

  • Do not back up from
    • 指定した何時から何時までの間はバックアップを行わない
  • Don’t backup when an app prevents display sleep
    • アプリがディスプレーのスリープを妨げる場合、バックアップを行わない
  • Don’t backup when an app prevents system sleep
    • アプリがシステムのスリープを妨げる場合、バックアップを行わない
  • Don’t backup when not wired to the network
    • ネットワークにケーブル接続されていない場合、バックアップを行わない
  • Create local snapshots every hour
    • スナップショットを毎時、ローカルに作成する

私の場合ですと、朝の9時から夜中の12時まではパソコンを触ることが多いので、この時間を指定して、バックアップ処理が走らないようにしています。つまり、バックアップは、夜中の12時から朝の9時までの間に処理するということです。

インターバル

ここでは、バックアップの間隔を指定することができます。

具体的には、何時間ごと、何日ごと、何週間ごとと単位で指定ができ、「1」以上の整数を入力していきます。

私の場合は、1日に1回のバックアップを取得するように設定しています。

カレンダー

ここでは、カレンダーを使って、バックアップを処理する曜日をや時間を指定できます。

「+」を押していくことで、複数の設定を行うことができます。

ちなみに私の場合は、毎日バックアップは取得しておきたいので、この機能は使用していません。

最後に、「適用」を押して設定を完了させます。

設定の適用

「適用」ボタンを押すと、こんな画面が表示されます。

実は、これが非常に重要です。

肝心なところが英語でしか表示されていないので見逃しがちなのですが、

Please make sure to disable automatic backup in System Preference in order to turn off the system scheduler.

です。

つまり、標準搭載されているTime Machineの設定で、自動バックアップを停止する必要があるのです。

この画面の左側にある「Back Up Automatically」のことです。

私はこれを読んでおらず、この自動バックアップのチェックボックスにチェックを入れたままにしてましたので、TimeMachineEditor で指定した間隔でのバックアップが行われず悩んでました。

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バックアップ

MacOS を使っているなら、DD がおすすめです。ターミナルでの操作になりますが、バックアップイメージの書き出しが非常に速いです。

Windows でも、これを入れれば、DD が使えるようになるみたいです。私は使ったことがないのですが。

MacOS

ターミナルを起動し、df コマンドを実行します。

kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % df -h
Filesystem                  Size   Used  Avail Capacity    iused       ifree %iused  Mounted on
/dev/disk1s1               1.8Ti   10Gi  1.2Ti     1%     488398 19538540362    0%   /
devfs                      193Ki  193Ki    0Bi   100%        667           0  100%   /dev
/dev/disk1s2               1.8Ti  578Gi  1.2Ti    32%    2598232 19536430528    0%   /System/Volumes/Data
/dev/disk1s5               1.8Ti  4.4Gi  1.2Ti     1%          4 19539028756    0%   /private/var/vm
map auto_home                0Bi    0Bi    0Bi   100%          0           0  100%   /System/Volumes/Data/home
/dev/disk1s4               1.8Ti  505Mi  1.2Ti     1%         57 19539028703    0%   /Volumes/Recovery
//admin@172.16.16.4/share  2.7Ti  1.2Ti  1.5Ti    45% 1284655110  1628797004   44%   /Volumes/share

MicroSD を認識させた後に、もう一度 DF コマンドを実行します。増えているものが、MicroSD のディスク番号です。

私の例ですと、/dev/disk2s1 になってます。これを、メモしておきます。

kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % df -h
Filesystem                  Size   Used  Avail Capacity    iused       ifree %iused  Mounted on
/dev/disk1s1               1.8Ti   10Gi  1.2Ti     1%     488398 19538540362    0%   /
devfs                      193Ki  193Ki    0Bi   100%        667           0  100%   /dev
/dev/disk1s2               1.8Ti  578Gi  1.2Ti    32%    2598246 19536430514    0%   /System/Volumes/Data
/dev/disk1s5               1.8Ti  4.4Gi  1.2Ti     1%          4 19539028756    0%   /private/var/vm
map auto_home                0Bi    0Bi    0Bi   100%          0           0  100%   /System/Volumes/Data/home
/dev/disk1s4               1.8Ti  505Mi  1.2Ti     1%         57 19539028703    0%   /Volumes/Recovery
//admin@172.16.16.4/share  2.7Ti  1.2Ti  1.5Ti    45% 1284655110  1628797004   44%   /Volumes/share
/dev/disk2s1               252Mi   49Mi  204Mi    20%          0           0  100%   /Volumes/boot

MicroSD をアンマウントします。

kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % diskutil umountDisk /dev/disk2s1 
Unmount of all volumes on disk2 was successful

MiscoSD の中のデータをコピーします。

sudo dd if=/dev/rdiskX of=./image-name.img bs=1m

「if=」の後に、先ほどのディスク番号を指定します。私の場合は、「/dev/disk2s1」なので、「/dev/disk2」です。

diskの前に「r」を付けるのを忘れないようにしてください。これを忘れると、書き出しが非常に遅くなります。

「of=」の後ろには、書き出した後のイメージの名前を指定します。以下の例では、書き出し先は、カレントディレクトリーです。

最後に「bs=1m」を指定しておきます。これも忘れると、書き出しが非常に遅くなるので注意です。

kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % sudo dd if=/dev/rdisk2 of=./raspberry-20210606-bak.img bs=1m
Password:

書き出しが始まりました。

別のターミナルを起動して見てみましょう。指定した名前のファイルができてますね。

kma@C02CL3FJMD6R-MAC ~ % ls -la ./*.img
-rw-r--r--  1 root  staff  5622464512 Jun  6 13:11 ./raspberry-20210606-bak.img

書き出しが完了するまで、しばらく待ちます。

32GB の MicroSD からイメージを書き出しましたが、約422秒で完了です。なかなか速いですね。

30145+0 records in
30145+0 records out
31609323520 bytes transferred in 421.862104 secs (74928094 bytes/sec)

これでバックアップは完了です。

ちなみに、このイメージファイルですが、圧縮するとかなりサイズが小さくできるみたいです。32GBのバックアップイメージを圧縮すると、1.9GBくらいまで小さくできます。

バックアップを数世代残しておきたい場合は特に、圧縮して保存しておくと良いかもしれません。

リストア

BelenaEtcher をダウンロードします。使い方も簡単で、個人的におすすめです。

バックアップの時に使用した DD コマンドでもリストアはできるのですが、こちらの方が、書き込み速度が速いです。

Windows 版、MacOS 版、Linux 版があります。

Etcher を起動します。

「Flash from file」をクリックします。

エクスプローラーから、バックアップイメージを指定します。

「Select target」をクリックします。

リストア先の MicroSD を指定し、「Select」をクリックします。

「Flash」を押せば、リストアが開始します。

MicroSD への書き込みが始まります。

使っているパソコンのスペック次第というところもありいますが、32GB のイメージの書き込みで、45分くらいという感じです。

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