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2021年 Riverbed SD-WAN クラウド コンピューター 技術一般

SD-WAN を試す (2) Controller のインストール


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某お客様で SD-WAN を導入したいという話がありました。そこでリバーベッドテクノロジー社の SD-WAN 製品であるSteelConnect EX を提案しました。

その時にいろいろと動作確認しましたので、メモとして残しておこうと思いました。

今回は、Controller の初期設定についてです。


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Controller の初期設定

ヘッドノードの1つである Controller のインストールです。

リバーベッドテクノロジー社のサポートサイトから、OVA ファイルが手に入りますので、それをダウンロードし、ESXi にインストールします。

Controller には、最低3つのネットワークアダプターが必要となりますが、今回の構成では4つのネットワークアダプターで構成します。

OVA ファイルからインストールすると、ネットワークアダプタは1つしかありませんので、三つ追加しておきます。

  • ネットワークアダプタ1

Management Switch に接続させます。これが North-bound になります。

  • ネットワークアダプタ2

Control Switch に接続させます。これが South-bound になります。

  • ネットワークアダプター3

インターネットに接続させます。インターネット越しに接続しにきたSDWANルーターにポリシーを適用します。

  • ネットワークアダプター4

Logical WAN に接続させます。WANとして設定しますが、実際はLAN内のセグメントの1つです。

それでは、Controller インスタンスを起動させ、ログインします。デフォルトのログインアカウントは、admin/versa123 です。

ログインできました。

まず、インターフェースの設定を行います。これは、/etc/network/interfaces ファイルを編集していきます。

エディターソフトとしてvim がインストールされていますので、それを使います。

sudo vim /etc/network/interfaces

初期状態は、以下のように設定されています。

これを、以下のように編集していきます。

ここで設定するのは、eth0 の設定です。

eth0 は、Management Switch に接続されますので、私の環境では、10.100.3.0/24 のセグメントになります。

auto eth0
iface eth0 inet static
address 10.100.3.201
netmask 255.255.255.0
gateway 10.100.3.254

ファイルの編集が完了したら、:wq で保存します。

cat コマンドを使って、interfaces ファイルの内容を表示させて確認してみます。

cat /etc/network/interfaces

記入間違いがなければOKです。

次に、インターフェースの設定情報を表示させます。

ifconfig

eth0 には、まだIPアドレスが設定されてませんね。先ほどの設定内容を反映させる必要があります。

eth0 インターフェースをDownさせます。

sudo ifdown eth0

そして、eth0 インターフェースをUpさせます。

sudo ifup eth0

再度、インターフェースの設定情報を表示させてみます。

eth0インターフェースに、IPアドレスが設定されましたね。

ここでIPアドレスが見えない場合、interfacesファイルの記述が間違っている可能性がありますので、内容を見直してください。

Director のeth0が同じセグメントに接続されています。そのIPアドレスに対してPingを打ってみます。

ping 10.100.3.200

echo reply が返ってきましたね。通信可能ということです。

これで、Controller の初期設定は完了です。次は、Director とController を接続させて設定していきます。

Director からの設定

Director と Controller を連携させていきます。設定は全て、Director 上で行います。

Director のウェブ管理画面にログインします。

  • Name: Controllerのホスト名を入力します。今回は「CTL-02」としています。
  • Provider Organization: Director の初期設定の時に作成したOrganizationの名前をプルダウンメニューから選びます。
  • Global Controller ID: 始めの Controller であれば、「1」が表示されます。通番で、Controller が追加される度に数字が上がります。
  • Staging Controller: このコントローラーをステージング(SDWAN ルーターにコンフィグを渡す作業)で使用するため、チェックボックスにチェックを入れます。
  • IP Address: Controller の Eth0 の IPアドレスを入力します。入力後、接続性チェックが走ります。エラーになった場合は、Director と Controller 間の接続性を確認してください。
  • Analytics Cluster: Analytics サーバーをヘッドノードに追加する場合は、Analytic Cluster の名前をプルダウンメニューから選択します。

「Continue」で次に進みます。

次に、Controller の所在地を指定します。

住所を入力後、「Get Coordinates」をクリックすると、正確な位置情報が表示されます。

「Continue」で次に進みます。

Control ネットワーク向けのインターフェースの設定です。

  • Network Name: Control Switch に接続されるインターフェースの名前です。eth1が使われます。
  • Interface: vni-0/0 をそのまま使います。
  • VLAN ID: 今回の構成ではVLANは使ってませんので、0のままにします。
  • IP Address/Prefix: eth1のIPアドレスとサブネットマスクを指定します。
  • Gateway: eth1のデフォルトゲートウェイを指定します。今回の構成では、特に必要ないので空白にしています。
  • DHCP: eth1のIPアドレスをDHCPを使って動的アドレスで設定したい場合は、このオプションを有効にします。

「Continue」をクリックして次に進みます。

WAN インターフェースの設定です。

ここではNetwork Nameを指定していく必要があるのですが、初期状態は選択できるものがないため、最初に作成していきます。

画面右上の「+WAN Interface」をクリックします。

最初に作成するのは、「Internet」です。

  • Name: Internet と入力します。
  • Description: このWANインターフェースの説明を入力します。
  • Transport Domain: プルダウンメニューから「Internet」を選択します。

「OK」をクリックして、設定を保存します。

次に、「Logical WAN」を作成します。

再度、画面右上の「+WAN Interface」をクリックします。

  • Name: Logical_WAN と入力します。
  • Description: このWANインターフェースの説明を入力します。
  • Transport Domain: プルダウンメニューには「Logical WAN」がありませので、新規作成します。

「+ Transport Domain」をクリックします。

  • Name: Transport Domain の名前です。ここでは、Transport と入力します。
  • Description: このTransport Domain の説明を入力します。
  • Transport Domain ID: 22 と入力します。

「OK」をクリックして、設定を保存します。

Transpor Domain のプルダウンメニューから、「Transport」が選択できるようになりました。

「OK」をクリックして、設定を保存します。

それでは、WAN interfaces を設定していきます。

vni-0/0: 

Control ネットワークへの接続で使いますので、触らないようにします。

vn1-0/1:

インターネットに接続します。

  • Network Name: プルダウンメニューから、Internet を選択します。
  • IPv4 Address: インターネットへ接続するアドレスです。ここでは、11.0.0.2/24 としています。
  • IPv4 Gateway: 上記IPアドレスのデフォルトゲートウェイのアドレスです。ここでは、11.0.0.254としています。
  • Public IP Address: Inbound NATでこのインターフェースにアクセスさせたい場合は、ここにパブリックIPアドレスを指定します。今回は使用しません。
  • WAN Staging: ステージングの通信を行いたいインターフェースであれば、このオプションを有効にします。

vni-0/2:

Logical WAN に接続します。

  • Network Name: プルダウンメニューから、Logical WAN を選択します。
  • IPv4 Address: Logical WANセグメントと通信するためのアドレスです。ここでは、10.100.6.201/24 としています。
  • IPv4 Gateway: 上記IPアドレスのデフォルトゲートウェイのアドレスです。ここでは、10.100.6.254としています。
  • Public IP Address: Inbound NATでこのインターフェースにアクセスさせたい場合は、ここにパブリックIPアドレスを指定します。今回は使用しません。
  • WAN Staging: ステージングの通信を行いたいインターフェースであれば、このオプションを有効にします。

「Deploy」をクリックして、設定を適用します。

画面右下にプログレスバーが出力されますので、100%になるまで待ちます。

設定の適用が完了したら、画面右上のTasks(ベルマークの隣のメモ帳のようなアイコン)をクリックします。

ここに、ログが表示されます。

Controller のDeploy のログを確認します。エラーが出力されていなければOKです。

Administration > Appliances の順にクリックします。

アプライアンスのリストに、CTL-02の名前のController が表示されます。

Config SynchronizationとReachabilityが緑マーク、ServiceがUpになていることを確認します。

Controller にログイン

最後の仕上げです。

Controller に、コンソール、またはSSHでログインします。

Controller を再起動し、設定を反映させます。

sudo shutdown -r now

システムの起動が完了したら、Controller にログインします。

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2022年 Raspberry Pi VPN おすすめ販売 ガジェット コンピューター

Raspberry Pi 4 でサイト間 VPN を作ってみよう

私が Raspberry Pi 4 を最初に購入したのは 4ヶ月ほど前なのですが、やたらと気に入ってしまい、とうとう 4台目を購入しちゃいました。2GBモデルを1台、4GBモデルを2台、8GBモデルを1台持ってます。

今回は、Raspberry Pi 4 で、Softether を動かし、会社に置いてある Windows 上の Softether と、インターネット越しのサイト間 VPN を張ってみました。その時のメモ書きです。

必要なもの

Raspberry Pi 4 本体

VPN を動かすだけなら、2BG のモデルでも動きますが、4GB のモデルの方が良いかと思います。値段も1000円程度しか変わりませんし。

4GBモデル

posted with カエレバ

初めて Raspberry Pi 4 を購入する人は、セットになったものを購入すると便利です。必要なものが全て (モニター以外) 付いてます。

電源アダプター

動かしっぱなしの人はいのですが、使い終わったら電源を消したい人は、このスィッチの付いたタイプがおすすめす。電源を入れる時に、ケーブルの抜き差しが不要になります。

Raspberry Pi 4 ケース

Raspberry Pi は、使っているとすぐに熱くなります。以前、Linux でサーバーを動かしてみたのですが、ちょっと使っていたら、すぐにシステム温度が 90 度くらいまで上がりました。

ファンが付いているカバーが一番おすすめです。私も最初はこれを購入しました。やっぱり、音は気になりますね。そばにいかなければ分からない程度ですけど。

なので、2台目からは、ファンなしのケースを購入しましたファンなしなら、これがおすすめです。現在、Raspberry Pi 4 は 4台所有していますが、3台にこれを使用しています。

触ると本体は多少熱くなってますが、システム温度はしっかり下げられています。

Raspberry Pi 用モニター

忘れてはいけないのがモニターです。Raspberry Pi には、モニターはありません。基盤剥き出しの本体のみです。

OS インストール直後しか使用せず、あとは RDP とか VNC などで接続しますが、最初は必要ですので忘れないように購入しましょう。私はこれを使ってます。

MicroSD カード

Linux でサーバーを動かすなら、16GB でも 32GB でも十分です。

あと、MicroSD のサイズが大きいほど、バックアップの時間が長くなります。これを考えると、なるべく MicroSD のサイズは小さいに越したことはありません。

MicroSD リーダー・ライター

Raspberry Pi では、OS を MicroSD に書き込んで、そこから起動させて使います。OS の書き込みの際に必要となりますので、持っていない場合は購入しておきましょう。

事前準備

MicroSD に OS イメージを書き込むのには、Raspberry Imager を使うのが便利です。これが圧倒的に速いです。

Raspberry Pi Imager を起動し、Raspberry Pi OS (Raspbian)を、MicroSD にインストールします。

「Operation System」 の中からRaspberry Pi OS は選択できます。Raspberry Pi Imager が、ダウンロードして書き込んでくれます。

OS の書き込みが完了したら、MicroSD カードをRaspberry Pi 4に差し込み、Raspberry Pi OS を起動させます。

Raspberry Pi OS のIPアドレスは、固定にした方が良いです。あと、WiFi も停止して、ケーブルでネットワークに接続させましょう。

VNC も有効にしておきます。これにより、リモートから画面アクセスが可能になりますので、設定がしやすいです。

VPN のインストール

Raspberry Pi OS のブラウザーを起動し、SoftEther のダウンロードページ(https://www.softether-download.com/en.aspx?product=softether)から、必要なコンポーネントをダウンロードをします。

以下のように選択します。

  • 「ダウンロードするソフトウェアを選択」で、SoftEther VPN (Freeware) を選択
  • 「コンポーネントを選択」で、SoftEther VPN Server を選択
  • 「プラットフォーム」で、Linux を選択
  • 「CPU を選択」で、ARM EABI (32bit) を選択

ダウンロードが完了したら、画面の上のメニューの左側にある「ターミナル」をクリックして起動します。

ここからは、コマンド操作になります。

ダウンロードしたファイルを指定して展開します。

tar xzvf softether-vpnserver-v4.34-9745-beta-2020.04.05-linux-arm_eabi-32bit.tar.gz

「vpnserver」というフォルダが作成されるのが見えます。

「vpnserver」ディレクトリに移動して、make コマンドを実行します。

$ cd vpnserver
$ make

make を実行すると、何度か質問されるので、全て 1(Yes) で回答していきます。

Do you want to read the License Agreement for this software ?
1. Yes
2. No
Please choose one of above number:
1

vpnserver のプログラムの生成が開始します。

「vpnserver」フォルダを丸ごと /usr/local/ ディレクトリにコピーします。

cd ..
sudo rsync -av vpnserver /usr/local

または、フォルダを丸ごと移動させてしまっても良いです。

$ sudo mv vpnserver /usr/local

/usr/local/のディレクトリに「vpnserver」フォルダをコピーまたは移動できたら、/usr/localに移動します。

cd /usr/local

chmodコマンドで、権限を書き換えて保護していきます。

まずは、vpnserverフォルダです。

sudo chmod 700 vpnserver

次に、に移動します。

cd vpnserver

以下のコマンドを実行します。

find . -type d -exec chmod 755 {} \;
find . -type f -exec chmod 644 {} \;
chmod 700 vpncmd vpnserver

Raspberry Pi 4が起動した際に、SoftEther も自動で起動するようにします。

以下のvpnserver.serviceファイルを、新規で作成します。

sudo vim /usr/lib/systemd/system/vpnserver.service

ファイルの中に、以下のように記入していきます。

[Unit]
Description=SoftEther VPN Server
After=network.target

[Service]
Type=forking
ExecStart=/usr/local/vpnserver/vpnserver_start
ExecStop=/usr/local/vpnserver/vpnserver stop
KillMode=process
Restart=on-failure

[Install]
WantedBy=multi-user.target

/usr/local/vpnserver/vpnserver_startで、起動させる訳です。

なので今度は、/usr/local/vpnserver/ディレクトリーに、vpnserver_startファイルを作ります。

vim /usr/local/vpnserver/vpnserver_start

自動でtapデバイスの名前を選んできてブリッジに追加するスクリプトです。

#!/bin/bash
/usr/local/vpnserver/vpnserver start

tap=$(/sbin/ifconfig -a| awk '$1 ~ /^tap/ {print $1}')
/sbin/brctl addif br0 $tap

権限を変更します。

sudo chmod 755 /usr/local/vpnserver/vpnserver_start

これで、SofeEther 側の設定は完了です。

ブリッジのインストールと設定

bridge-utilsをインスト―ルします。

sudo apt-get install -y bridge-utils

ブリッジのipアドレスを設定。

/etc/dhcpcd.confに固定の内容を書いてはいけない。

sudo vim /etc/network/interfaces

自分の環境に合わせて、設定内容を記入していきます。

# loopback
auto lo
iface lo inet loopback

# Ethernet port
auto eth0
iface eth0 inet manual

# Bridge interface
auto br0
iface br0 inet static
address 172.16.xxx.yyy #固定のipアドレスを指定
netmask 255.255.255.0
network 172.16.xxx.0 #ネットワークのアドレスを指定
broadcast 172.16.xxx.255 #ブロードキャストアドレスを指定
gateway 172.16.xxx.yyy # ルータのアドレスを入れる
bridge_ports eth0

設定を適用させるために、一度リブートします。

sudo reboot
sudo /usr/local/vpnserver/vpnserver start

vpnserverの起動登録をします。

sudo systemctl enable vpnserver.service

これで、ブリッジのインストールと設定が完了です。

VPN Server Manager のインストール

ここからは、Raspberry Pi OS ではなく、Windows PC での作業となります。

自分のWindows PCに、VPN Server Manager をインストールします。

SoftEther のダウンロードページ(https://www.softether-download.com/en.aspx?product=softether)から、必要なコンポーネントをダウンロードをします。

以下のように選択します。

  • 「ダウンロードするソフトウェアを選択」で、SoftEther VPN (Freeware) を選択
  • 「コンポーネントを選択」で、SoftEther VPN Server Manager for Windows を選択
  • 「プラットフォーム」で、Windows を選択
  • 「CPU を選択」で、Intel (x86 and x64) を選択

VPN Server Manager の設定

まずは、VPN接続される側(自宅に置いてあるRaspberry Pi 4)の設定をしていきます。

なぜ、自宅のRaspberry Pi 4が接続される側かというと、インターネット越しにSSL VPNが向かってきます。このインターネットからの通信を、インターネットルーターで、Raspberry Pi 4に向ける必要があるからです。Inboud NATでも良いですし、Port Forwardingでも良いです。ただ、こういった設定は、会社のITで管理されている機器には設定ができません。そのため、自宅の方で行います。

Windows PC 上のVPN Server Manager から、Raspberry Pi OS 上のVPN Serverに接続して、VPN関連の設定をしていきます。

VPN Server の登録

以下のように設定していきます。

  • 接続設定名に、Raspberry Pi OS のIPアドレスを指定します。
  • ホスト名には、後から見て、これがどのVPN Serverなのか分かる名前を指定します。Raspberry Pi OS の名前でも良いと思います。
  • ポート番号は、443のままが良いでしょう。

設定が完了したら、OKを押して登録します。

  • 仮想HUBの名前を指定します。「どこへの接続」という感じの名前が分かりやすいと思います。
  • 仮想HUBの管理パスワードも設定します。

設定が完了したら、OKを押して保存します。

次に、「ローカルブリッジ設定」をクリックします。

  • 「新しいローカルブリッジの定義」の「仮想HUB」のプルダウンメニューから、先ほど作成した仮想HUBの名前を選択します。
  • 「LANカード」では、プルダウンメニューから「br0」を選択します。

設定が完了したら、閉じるをクリックして、設定を保存します。

「ダイナミックDNS設定」をクリックします。

ダイナミックDNS機能の設定画面の中の「ダイナミックDNSホストの変更」を設定していきます。

設定が完了したら、閉じるをクリックし、設定を保存します。

ユーザーを登録していきます。

「ユーザー管理」をクリックします。

「新規作成」をクリックし、ユーザーを作成します。

  • 「ユーザー名」で、ユーザー名を設定します。例えば、Tarouとかuser-01などです。
  • 「本名」で、上記ユーザーの本名を入力します。例えば、Tarou Yamada などです。
  • 「説明」はオプションが、後からこのユーザーがどのようなユーザーなのか分かるようにコメントを入れておきます。
  • 「パスワード認証」で、このユーザーがVPN接続する際に使用するパスワードを指定します。

設定が完了したら、OKをクリックし、設定を保存します。

これで、VPN接続される側の設定は完了です。

次に、VPN接続する側(オフィスのWindows のSoftEther)の設定を行います。

「仮想HUBの管理」をクリックします。

「カスケード接続の管理」をクリックします。

「新規作成」をクリックします。

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2022年 CCNP Enterprise Cisco コンピューター 技術一般 認定資格

Cisco 認定資格 CCNP の更新時期が迫ってきた

2022年6月15日更新


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2019年7月に、資格期限が切れてしまった CCNP (R&S) を新たに取得しました。CCNP の資格期限は 3年。ということは 2022年7月が期限です。今年更新をしなければ、また一からやり直しになってしまいます。

ということで、あと 5ヶ月弱あるので、そろそろ更新準備を始めようと思いました。

2020年に CCNP の試験が改変され、新しい試験内容になっていることは知っていましたが、じゃあ、具体的に何を取得すれば更新できるのか?ひょっとして更新はできず、一から取得しかないのかすらわからず、気になりまとめてみました。

私が今回更新して取得したいのは、CCNP Enterprise です。

2022年6月15日追記です。

CCNP ENCORの試験に合格しました。これで晴れてCCNP Enterprise で更新です。

試験勉強で参考にしたもの

  1. Cisco Pressの本

本ページの下の方にもリンクを張ってますが、この本が一番です。英語でしか販売してませんが、一番詳しく書かれてます。

CCNP and CCIE Enterprise Core ENCOR 350-401 Official Cert Guide

2. CCNP Router & Switchingの時の参考書

L2/L3ネットワークの部分は、これを使うのが良いです。しっかりポイントはカバーできています。ただ、これで足りないのが、Wirelwss、マルチキャスト、LISP、SD-WAN、SD-LANなどです。ここは、Cisco Pressの本を読んで理解していく必要があります。

3. Udemy

Complete CCNP ENCOR (350-401) Master Class

英語なのですが、このコースでCCNP ENCORの範囲全体を説明してくれてます。これも役立ちました。

4. Ping-t

勉強した後の仕上げと自分の弱いところを見えるかするにはかなり良いツールです。ただし、ここに出ている問題はそのままは出題されません。なぜ、その答えが正しいのか、なぜそれ以外が間違いなのかをちゃんと説明できることが重要です。その上で、解説に書いてある内容までしっかり理解する必要があります。

5. Kindle の問題集

英語の問題集がKindleに出てます。ここからは、ほぼ同じと思える内容が数個出てました。ただし、この問題集の答えはかなり怪しいです。絶対に間違いないと自信があるものは良いですが、少しでも自信がないものに関しては、問題をインターネットに貼り付けて検索すると、いろんなサイトで説明が出ています。全て英語ですが、これはやっておいて損はないです。

CCNP 試験項目

新しい試験では、コア試験1科目が必須と、コンセントレーション試験6科目の中から1つ選択という形になってます。

必須試験推奨トレーニング
コア試験:
350-401 ENCORImplementing and Operating Cisco Enterprise Network Core Technologies (ENCOR)
コンセントレーション試験 (1つ選択):
300-410 ENARSIImplementing Cisco Enterprise Advanced Routing and Services (ENARSI)
300-415 ENSDWIImplementing Cisco SD-WAN Solutions (SDWAN300)
300-420 ENSLDDesigning Cisco Enterprise Networks (ENSLD)
300-425 ENWLSDDesigning Cisco Enterprise Wireless Networks (ENWLSD)
300-430 ENWLSIImplementing Cisco Enterprise Wireless Networks (ENWLSI)
300-435 ENAUTOImplementing Automation for Cisco Enterprise Solutions (ENAUI)

そしてこれが、今回私にとって一番重要な CCNP を更新するために必要な内容です。

プロフェッショナル – 3 年1. テクノロジーコア試験の 1つに合格
2. プロフェッショナル コンセントレーション試験の 2つに合格
3. CCIE ラボ試験の 1つに合格

結論

  1. コア試験 (ENCOR 350-401) に合格するか
  2. コンセントレーション試験 2つに合格するか
  3. CCIE ラボ試験の 1つに合格

のどれかとなります。選択肢は 1 か 2 が良さそうです。

そうなると、金額面が気になります。

  • コア試験:49,280 (税込)
  • コンセントレーション試験:36,960 (税込)

になりますので、コンセントレーション試験 2科目分の 73,920円を支払うよりも、コア試験を受験した方が 24,640円も受験料を削減できます。

この為、ENCOR の受験が一番良いということになります。

CCNP ENCORの合格点

825点が合格点のようです。

  • 受験料:49,280円 (税込)
  • 出題数:103問
  • 時間:120分 (チュートリアル除く)

CCNP ENCOR の試験範囲

見た感じ、かなり範囲が広いです。前回の CCNP 取得時には期限が切れていたので、CCNA から取得しなければならず、CCNA も勉強したのですが、その時を思い出します。「今の CCNAって、こんな幅広くいろんなことを勉強しないと受からないんだな」と思いました。

CCNP もそれと同じになってます。ですが上位資格の CCNP なので、当然もっと難しいことを質問してきます。

15% 1.0 Architecture

1.1 エンタープライズネットワークで使用されるさまざまな設計原則を説明する

  • 2ティア、3ティア、ファブリックキャパシティプランニングなどのエンタープライズネットワーク設計
  • 冗長性、FHRP、SSO などの高可用性技術

1.2 WLAN 展開の設計原則を分析する

  • ワイヤレス展開モデル(集中型、分散型、コントローラーレス、コントローラーベース、クラウド、リモートブランチ)
  • WLAN 設計のロケーションサービス

1.3 オンプレミスとクラウドインフラストラクチャの展開を区別する

1.4 Cisco SD-WAN ソリューションの動作原理を説明する

  • SD-WAN 制御およびデータプレーン要素
  • 従来の WAN および SD-WAN ソリューション

1.5 Cisco SD-Access ソリューションの動作原理を説明する

  • SD-Access コントロールおよびデータプレーン要素
  • SD-Access と相互運用する従来のキャンパス

1.6 有線およびワイヤレス QoS の概念の説明

  • QoS コンポーネント
  • QoS ポリシー

1.7 ハードウェアとソフトウェアの切り替えメカニズムの差別化

  • プロセス と CEF
  • MAC アドレステーブルと TCAM
  • FIB 対 RIB

10% 2.0 Virtualization

2.1 デバイス仮想化テクノロジーの説明

  • ハイパーバイザータイプ 1 および 2
  • 仮想マシン
  • 仮想スイッチング

2.2 データパス仮想化テクノロジーの設定と検証

  • VRF
  • GRE および IPsec トンネリング

2.3 ネットワーク仮想化の概念を説明する

  • LISP
  • VXLAN

30% 3.0 Infrastructure

3.1 レイヤー 2

  • 静的および動的 802.1q トランキングプロトコルのトラブルシューティング
  • 静的および動的 EtherChannel のトラブルシューティング
  • 共通のスパニングツリープロトコル(RSTP および MST)の構成と検証

3.2 レイヤー 3

  • EIGRP と OSPF のルーティングの概念を比較します(高度な距離ベクトル vs. リンク状態、負荷分散、パス選択、パス操作、メトリック)
  • 複数の通常を含む単純な OSPF 環境を設定および検証するエリア、要約、およびフィルタリング(隣接関係、ポイントツーポイント、およびブロードキャストネットワークタイプ、およびパッシブインターフェイス)
  • 直接接続されたネイバー間で eBGP を設定および検証する(ベストパス選択アルゴリズムと隣接関係)

3.3 ワイヤレス

  • RF 電力、RSSI、SNR、干渉ノイズ、帯域とチャネル、無線クライアントデバイス機能などのレイヤー 1 の概念を説明する
  • AP モードとアンテナタイプの説明
  • アクセスポイントの検出と参加プロセスの説明(検出アルゴリズム、WLC 選択プロセス)
  • レイヤー 2 およびレイヤー3ローミングの主な原則とユースケースを説明する
  • WLAN 設定とワイヤレスクライアント接続の問題のトラブルシューティング

3.4 IP サービス

  • ネットワークタイムプロトコル(NTP)の説明
  • NAT / PAT の設定と検証
  • HSRP や VRRP などのファーストホップ冗長プロトコルの構成
  • PIM や IGMP v2 / v3 などのマルチキャストプロトコルの説明

10% 4.0 Network Assurance

4.1 デバッグ、条件付きデバッグ、トレースルート、ping、SNMP、syslog などのツールを使用してネットワークの問題を診断する

4.2 リモートロギング用の syslog を使用したデバイス監視の設定と検証

4.3 NetFlow および Flexible NetFlow の設定と検証

4.4 SPAN / RSPAN / ERSPAN の設定と検証

4.5 IPSLA の設定と検証

4.6 ネットワーク構成、監視、および管理を適用するためのCisco DNA Center ワークフローの説明

4.7 NETCONF および RESTCONF の設定と検証

20% 5.0 Security

5.1 デバイスのアクセス制御の構成と検証

  • 回線とパスワード保護
  • AAA を使用した認証と承認

5.2 インフラストラクチャセキュリティ機能の構成と検証

  • ACL
  • CoPP

5.3 REST API セキュリティの説明

5.4 ワイヤレスセキュリティ機能の構成と検証

  • EAP
  • WebAuth
  • PSK

5.5 ネットワークセキュリティ設計のコンポーネントの説明

  • 脅威防御
  • エンドポイントセキュリティ
  • 次世代ファイアウォール
  • TrustSec、MACsec
  • 802.1X、MAB、および WebAuth によるネットワークアクセス制御

15% 6.0 Automation

6.1 基本的な Python コンポーネントとスクリプトの解釈

6.2 有効な JSON エンコードファイルの作成

6.3 YANG のようなデータモデリング言語の高レベルの原則と利点を説明する

6.4 Cisco DNA Center および vManage の API の説明

6.5 Cisco DNA Center と RESTCONF を使用して、ペイロードで REST API 応答コードと結果を解釈する

6.6 EEM アプレットを構築して、構成、トラブルシューティング、またはデータ収集を自動化する

6.7 Chef、Puppet、Ansible、SaltStack などのエージェントとエージェントレスオーケストレーションツールの比較

個人的には、Cisco SD-WAN、Netconf、Flexible Netflow、EEM あたりが特に興味がありますので、これを機会にしっかり勉強したいと思います。

CCNP ENCOR 勉強のための参考書

もう、試験が変更になって 2年になるというのに、日本語の参考書がないみたいです。いろいろ探しているのですが、見つかりません。

調べてみると、これが一番良いみたいです。英語版です。

Kindle 版を購入すると 3千円くらい安いので、私はそちらにしようと思います。

CCNP and CCIE Enterprise Core ENCOR 350-401 Official Cert Guide

CCNP and CCIE Enterprise Core ENCOR 350-401 Official Cert Guide 

本書は Enterprise の ENCOR の参考書となっています。ENCOR はコア試験であり必ず全員が受験することになるため、まずはこちらで学習するのが良いです。

公式が出版している参考書のため内容が濃く、これ 1冊で試験対策ができるでしょう。ENCOR の試験範囲であるデュアルスタックアーキテクチャ、仮想化、インフラストラクチャなどを全般的に学べます。

Ping-t で本番対策

参考書を読んで知識を付けたら、次は腕試しです。これには Ping-t が良いです。前回の CCNP R&W 試験取得の際のテスト前腕試しに使いました。

Ping-t はオンラインで CCNP などの IT資格の勉強ができるサイトです。数多くの問題が掲載されいる上に解説も丁寧であるため、参考書と併せて利用したいサイトです。

おもしろかったら、フォローしてください!

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ダイナミックルーティングのためのGREトンネル


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前回は、サイト間 IPSec 接続を試しました。

今度は、IPSec トンネルの中に GRE トンネルを通し、インターネット越しにダイナミックルーティングプロトコルのやり取りができるようにしてみたいと思います。

いわゆる GRE over IPSec というやつです。

今回は、両側のルーターで OSPF を動かし、お互いの LAN 側の経路情報をインターネット越しに交換させます。

最終系は、こんなイメージです。

GRE の設定

GRE over IPSec と聞くと、何だか難しく聞こえますが、結局やっていることは、GRE トンネルの設定と IPSec トンネルの設定です。これらを同時に使っているだけです。

まずは、GRE トンネルの設定から見てみます。

2台のルーター間で GRE トンネルを確立させるためには、Tunnel インターフェスが必要となります。

この Tunnel インターフェースで設定した IPアドレスを使って、通信をカプセリングします。カプセリングをすることにより、ダイナミックルーティングの情報がインターネット越しにできる(GRE トンネルの中を通過する)ようになります。

interface Loopback1
 ip address 111.1.1.1 255.255.255.255
 !
!
interface Tunnel1
 ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
 ip mtu 1372
 tunnel source Loopback1 <<< 1
 tunnel destination 222.1.1.1 <<< 2

Tunnel インターフェースでは、IPアドレス以外にも設定すべき項目が 2つあります。この2つの設定も行わないと、インターフェースは Up/Up にはなりません。

  1. Tunnel Source
  2. Tunnel Destination

1 の Tunnel Source ですが、物理インターフェースであっても、Loopback インターフェースであってもどちらでも良いです。

Loopback インターフェースはダウンすることがないですので、こちらを使った方が良いでしょう。特にインターネットルーターで、DHCP でアドレスをもらっている場合、IPアドレスが変わってしまいます。変更の度に Tunnel Source/Destinatio の設定も変えないといけなくなるので、それを避けるためにもLoopback インターフェースが良いです。

Tunnel インターフェースには、他にも色々と設定項目はありますが、上記2つが最低限必要となる設定です。

MTU は 1372 に変更しておきます。

今回の設定では、R1 の Loopback 1 インターフェースのIPアドレスを使用してます。

次に2の Tunnel Destination です。

今回は、対向側になる R2 の Loopback インターフェースの IPアドレスを指定します。

最後に、Network コマンドを使って、Tunnel インターフェースでも OSPF を有効にします。

これにより、Tunnel インターフェースが OSPF の広報をするタイミング GRE トンネルが作成され、OSPF の広報情報が GRE でカプセリングされ、OSPF のネイバーが張れます。

router ospf 1
 log-adjacency-changes
 network 172.16.16.0 0.0.7.255 area 0 <<< LAN segment
 network 192.168.1.1 0.0.0.0 area 0 <<< Tunnel 1

対向側になる R2 の設定は、こんな感じです(GRE の設定に関連する部分のみを抜粋しています)。

interface Loopback1
 ip address 222.1.1.1 255.255.255.255
 !
!
interface Tunnel1
 ip address 192.168.1.2 255.255.255.0
 ip mtu 1372
 tunnel source Loopback1
 tunnel destination 111.1.1.1
 !
router ospf 1
 log-adjacency-changes
 network 172.16.24.0 0.0.0.127 area 0 <<< LAN segment
 network 192.168.1.2 0.0.0.0 area 0 <<< Tunnel 1

これで、GRE トンネル経由で、2つのルーター間の OSPF ネイバーが張れます。

R1#sh ip ospf neighbor 

Neighbor ID     Pri   State           Dead Time   Address         Interface
192.168.1.254     0   FULL/  -        00:00:36    192.168.2.254     Tunnel1

GRE over IPSec の設定

さて、いよいよ本題の GRE over IPSec の設定に入ります。

以下では、暗号化マップを使った IPSec の設定を行います。

と言っても、基本的には先ほどの GRE トンネルの設定と IPSec トンネルの設定を組み合わせるだけです。

組み合わせた時の設定のポイントですが、Crypto マップのポリシーで指定している「IPSec の対象とするアドレス」です。

crypto map M-ipsec 1 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.253
 set transform-set IPSEC 
 match address A-ipsec <<< IPSec 対象アドレス

今回、A-ipsec という ACL を指定していますが、その中が以下のものです。

ip access-list extended A-ipsec
 permit gre host 111.1.1.1 host 222.1.1.1

111.1.1.1222.1.1.1 を指定していますね。つまり、Tunnel インターフェースの IPアドレスです。つまり、これらのIPアドレスは、GRE トンネルの Source と Destination で指定ている IPアドレスです。

ということは、動作としては、

  1. OSPF のネイバーを張ろうとすると、
  2. GRE トンネルを張ろうとし、
  3. IPSec トンネルが形成される
  4. それからGRE トンネルが形成され、
  5. OSPF のネイバーが張れる

という流れになります。

同じ考え方で R2 も設定します。

crypto map M-ipsec 1 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.254
 set transform-set IPSEC 
 match address A-ipsec
!
ip access-list extended A-ipsec
 permit gre host 222.1.1.1 host 111.1.1.1

これで GRE over IPSec の設定が完了です。R2 のルーティングテーブルを見てみましょう。

R2#sh ip route 
Codes: L - local, C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP
       D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area 
       N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
       E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2
       i - IS-IS, su - IS-IS summary, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2
       ia - IS-IS inter area, * - candidate default, U - per-user static route
       o - ODR, P - periodic downloaded static route, H - NHRP, l - LISP
       a - application route
       + - replicated route, % - next hop override, p - overrides from PfR

Gateway of last resort is 0.0.0.0 to network 0.0.0.0

S*    0.0.0.0/0 is directly connected, FastEthernet0
      10.0.0.0/8 is variably subnetted, 3 subnets, 2 masks
O E2     10.0.1.135/32 [110/20] via 192.168.1.1, 00:14:09, Tunnel1
O IA     10.74.6.0/24 [110/1002] via 192.168.1.1, 00:14:09, Tunnel1
O IA     10.200.1.0/24 [110/1002] via 192.168.1.1, 00:14:09, Tunnel1
      172.16.0.0/16 is variably subnetted, 3 subnets, 2 masks
O E2     172.16.0.0/27 [110/20] via 192.168.1.1, 00:14:09, Tunnel1
O E2     172.16.0.32/27 [110/20] via 192.168.1.1, 00:14:09, Tunnel1
O        172.16.16.0/21 [110/1001] via 192.168.1.1, 00:14:09, Tunnel1
      192.168.1.0/24 is variably subnetted, 2 subnets, 2 masks
C        192.168.1.0/24 is directly connected, Tunnel1
L        192.168.1.2/32 is directly connected, Tunnel1
      222.1.1.0/32 is subnetted, 1 subnets
C        222.1.1.1 is directly connected, Loopback1

R1 の LAN 側になるセグメント情報(172.16.16.0 /21)が R2 のルーティングテーブル上で見えますね。これで GRE over IPSec の設定は完了です。

ですがここで一つ疑問が湧いてきました。

Loopback インターフェースで指定している IPアドレスって、到達不能のものであるはずなのに、GRE トンネルってどうやって張れるのだろう?

不思議だったので調べてみたら、Cisco の GRE の説明のページに記載がありました。

有効なトンネル送信元は、それ自体がアップ/アップ状態で、IPアドレスが設定されているインターフェースで構成されます。

有効なトンネル宛先は、ルーティング可能な宛先です。ただし、到達可能である必要はありません。

Tunnel Destination の IPアドレスは、到達可能でなくても良いのです。なるほどです。

設定内容

R1

R1#sh run 
Building configuration...

Current configuration : 2235 bytes
!
! Last configuration change at 01:30:10 UTC Wed Feb 14 2022
!
version 15.0
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
no service password-encryption
!
hostname R1
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
enable secret 5 cisco
enable password cisco-ena
!
no aaa new-model
!
!
!
!
!
dot11 syslog
ip source-route
!
!
!
!
ip cef
no ipv6 cef
!
multilink bundle-name authenticated
!
!
!
license udi pid CISCO1812-J/K9 sn xxxxxxx
!
!
! 
!
crypto isakmp policy 10
 hash md5
 authentication pre-share
crypto isakmp key vpnuser address 10.0.0.253
!
!
crypto ipsec transform-set IPSEC esp-3des esp-md5-hmac 
 mode transport
!
crypto map M-ipsec 1 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.253
 set transform-set IPSEC 
 match address A-ipsec
!
!
!
!
!
interface Loopback1
 ip address 111.1.1.1 255.255.255.255
 !
!
interface Tunnel1
 ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
 ip mtu 1372
 tunnel source Loopback1
 tunnel destination 222.1.1.1
 !
!
interface BRI0
 no ip address
 encapsulation hdlc
 shutdown
 !
!
interface FastEthernet0
 ip address 10.0.0.254 255.255.255.0
 duplex auto
 speed auto
 crypto map M-ipsec
 !
!
interface FastEthernet1
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 !
!
interface FastEthernet2
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet3
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet4
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet5
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet6
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet7
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet8
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet9
 switchport access vlan 100
 !
!
interface Vlan1
 no ip address
 !
!
interface Vlan100
 ip address 172.16.23.254 255.255.248.0
 !
!
router ospf 1
 log-adjacency-changes
 network 172.16.16.0 0.0.7.255 area 0
 network 192.168.1.1 0.0.0.0 area 0
!
ip forward-protocol nd
no ip http server
no ip http secure-server
!
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0
!
ip access-list extended A-ipsec
 permit gre host 111.1.1.1 host 222.1.1.1
!
!
!
!
!
!
!
control-plane
 !
!
!
line con 0
 password cisco-con
 login
line aux 0
line vty 0 4
 password cisco-vty
 login
!
end

R2

R2#sh run 
Building configuration...

Current configuration : 2393 bytes
!
! Last configuration change at 01:19:06 UTC Wed Feb 14 2022
!
version 15.0
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
no service password-encryption
!
hostname R2
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
enable secret 5 cisco
enable password cisco-ena
!
no aaa new-model
!
!
!
memory-size iomem 25
!
!
dot11 syslog
ip source-route
!
!
!
!
ip cef
no ip domain lookup
no ipv6 cef
!
multilink bundle-name authenticated
!
!
!
license udi pid CISCO1812-J/K9 sn xxxxxx
!
!
vlan 100
 name home-data
!
vlan 111
 name MGMT
!
vlan 200
 name PBR-test
!
! 
!
crypto isakmp policy 10
 hash md5
 authentication pre-share
crypto isakmp key vpnuser address 10.0.0.254
!
!
crypto ipsec transform-set IPSEC esp-3des esp-md5-hmac 
 mode transport
!
crypto map M-ipsec 1 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.254
 set transform-set IPSEC 
 match address A-ipsec
!
!
!
!
!
interface Loopback1
 ip address 222.1.1.1 255.255.255.255
 !
!
interface Tunnel1
 ip address 192.168.1.2 255.255.255.0
 ip mtu 1372
 tunnel source Loopback1
 tunnel destination 111.1.1.1
 !
!
interface BRI0
 no ip address
 encapsulation hdlc
 shutdown
 !
!
interface FastEthernet0
 ip address 10.0.0.253 255.255.255.0
 duplex auto
 speed auto
 crypto map M-ipsec
 !
!
interface FastEthernet1
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 !
!
interface FastEthernet2
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet3
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet4
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet5
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet6
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet7
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet8
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet9
 switchport access vlan 100
 !
!
interface Vlan1
 no ip address
 !
!
interface Vlan100
 ip address 172.16.24.126 255.255.255.128
 !
!
router ospf 1
 log-adjacency-changes
 network 172.16.24.0 0.0.0.127 area 0
 network 192.168.1.2 0.0.0.0 area 0
!
ip forward-protocol nd
no ip http server
no ip http secure-server
!
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0
!
ip access-list extended A-ipsec
 permit gre host 222.1.1.1 host 111.1.1.1
!
!
!
!
!
!
!
control-plane
 !
!
!
line con 0
 password cisco-con
 login
line aux 0
line vty 0 4
 password cisco-vty
 login
!
end

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2022年 CCNP Enterprise Cisco VPN コマンド コンピューター トラブルシューティング ルーティング 技術一般 認定資格

CiscoルーターでのIPSec VPN設定ガイド


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私の自宅では、インターネットルーターに Cisco ルーターを使用していますので、父親の家でも Cisco ルーターを使って、父親の家と私の自宅を IPSec VPN で接続してみようかなと考えました。

以前は、Buffalo ルーターを使って、父親の家と VPN 接続していたのですが、それが壊れてしまいました。これがきっかけです。

今回考えているのは、以下のような構成です。

単純にインターネット越しに 2つのサイトを VPN 接続するという構成です。

今回の動作確認で使用したのは、Cisco 1812J です。2台のルーターをバックトゥバックで接続しています。

サイト間 VPN の動作確認

自宅に 2台の Cisco ルーターを用意し、テスト構成を作成して、IPSec の設定を行いました。

テスト構成は、以下のアドレス体系としています。

以下のIPSecの設定は、暗号化マップを使った方式となります。

IPsec の設定

  1. まず、ISAKMP ポリシーを作成します。
  2. ここでは、「共通鍵を使用しますよ」と宣言を行います。
  3. 次に、IPSec 接続の際に使用するキーを指定し、そして、そのキーを使用して IPSec 接続する対向先のルーターの IPアドレスを指定します。
crypto isakmp policy 10 <<< 1
 hash md5
 authentication pre-share <<< 2
 crypto isakmp key vpnuser address 10.0.0.253 <<< 3

10.0.0.253 が R2 の Fast Ethernet の IPアドレスです。これは、インターネット越しで到達可能な IPアドレスである必要があります。

つまり、「このインターフェースとの IPSec 接続には、このキーを使用しましょう」ということです。

次に、Transform セットを作成します。

ここでは、IPSec 接続の際に使用する暗号化の方式を定義します。

crypto ipsec transform-set myset esp-des esp-md5-hmac 

ここで使用している「myset」が、このTransform セットの名前になります。

使用する暗号化方式は、「esp-des esp-md5-hmac 」です。

次に、Cryptoマップ(暗号化マップ)を作成します。

このマップ内では、

  1. どの IPアドレスが IPSec の接続先なのか
  2. どの通信を IPSec トンネルの対象にするのか(トンネルの中に通すのか)
  3. 使用する Transform セットの名前

を定義します。

crypto map mymap 10 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.253 <<< 1
 set transform-set myset <<< 2
 match address 100 <<< 3
  • この Crypto マップの名前は「mymap」としています。
  • set peer で指定しているのが、IPSec の張り先となるIPアドレスです。
  • このマップを使用する時には、「myset」という Transform セットを使いなさいとします。
  • match address でしてしている番号が、ACL の番号となります。この ACL で IPSec トンネルの中に入れる対象となるトラフィックはどれなのかを定義します。

最後に、ACL を作成します。

2台のルーターの、それぞれの LAN 側のセグメントを指定します。

access-list 100 permit ip 172.16.16.0 0.0.7.255 172.16.24.0 0.0.0.127

「R1 の LAN 側(172.16.16.0 /21) から、R2 の LAN 側(172.16.24.0 /25) へ向かうトラフィックを IPSec トンネルの中に入れますよ」ということです。

これで、IPSec の基本設定は完了です。

IPSec のCrypto マップを適用

仕上げとして、作成した Crypto マップを、対象となるインターフェースに適用しましょう。

適用するインターフェースは、WAN 側(インターネット側)に面しているインターフェースです。つまり、対向側ルーターが IPSec トンネルを張ってくる宛先となるインターフェースです。

先ほど作成した Crypto マップは「mymap」でしたね。

crypto map コマンドで、そのマップの名前を指定して、インターフェースに適用します。

interface FastEthernet0
 ip address 10.0.0.254 255.255.255.0
 duplex auto
 speed auto
 crypto map mymap

私が Crypto マップを適用しているのは、Fast Ethernet 0 インターフェースになります。

そうそう、このルーターはインターネットルーターですので、デフォルトルートは Fast Ethernet 0 (インターネットに面しているインターフェース)に向けておきましょう。

これを忘れると、インターネット向けの通信ができません。

ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0

これで、IPSec の設定適用は完了です。

これと同じことを、R2 側でも行います。IPSec トンネルの接続先が R1 になる点だけが異なります。

以下、IPSec 接続に必要な部分の設定のみを抜粋しています。

crypto isakmp policy 10
 hash md5
 authentication pre-share
crypto isakmp key vpnuser address 10.0.0.254
!
!
crypto ipsec transform-set myset esp-des esp-md5-hmac 
!
crypto map mymap 10 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.254
 set transform-set myset 
 match address 100
!
!
interface BRI0
 no ip address
 encapsulation hdlc
 shutdown
 !
!
interface FastEthernet0
 ip address 10.0.0.253 255.255.255.0
 duplex auto
 speed auto
 crypto map mymap
 !
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0
!
access-list 100 permit ip 172.16.24.0 0.0.0.127 172.16.16.0 0.0.7.255

IPSec の接続確認コマンド

実際に通信をして確認をしてみます。

  • show crypto isakmp sa
R1#sh crypto isakmp sa 
IPv4 Crypto ISAKMP SA
dst             src             state          conn-id status
10.0.0.253       10.0.0.254       QM_IDLE           2001 ACTIVE

ステータスが「QM_IDLE」になっていれば、ISAKMP 接続は完了です。

「QM_IDLE」以外のステータスの場合、このページが参考になります。

  • show crypto ipsec sa
C1812-test#sh crypto ipsec sa 

interface: FastEthernet0
    Crypto map tag: M-ipsec, local addr 10.0.0.254

   protected vrf: (none)
   local  ident (addr/mask/prot/port): (0.0.0.0/255.255.255.255/47/0)
   remote ident (addr/mask/prot/port): (0.0.0.0/255.255.255.255/47/0)
   current_peer 10.0.0.253 port 500
     PERMIT, flags={origin_is_acl,}
    #pkts encaps: 97, #pkts encrypt: 97, #pkts digest: 97
    #pkts decaps: 94, #pkts decrypt: 94, #pkts verify: 94
    #pkts compressed: 0, #pkts decompressed: 0
    #pkts not compressed: 0, #pkts compr. failed: 0
    #pkts not decompressed: 0, #pkts decompress failed: 0
    #send errors 134, #recv errors 0

     local crypto endpt.: 10.0.0.254, remote crypto endpt.: 10.0.0.253
     path mtu 1500, ip mtu 1500, ip mtu idb FastEthernet0
     current outbound spi: 0xD8FB69D5(3640355285)
     PFS (Y/N): N, DH group: none

     inbound esp sas:
      spi: 0xD6CE8456(3603858518)
        transform: esp-3des esp-md5-hmac ,
        in use settings ={Tunnel, }
        conn id: 1, flow_id: Onboard VPN:1, sibling_flags 80000046, crypto map: M-ipsec
        sa timing: remaining key lifetime (k/sec): (4420763/2793)
        IV size: 8 bytes
        replay detection support: Y
        Status: ACTIVE

     inbound ah sas:

     inbound pcp sas:

     outbound esp sas:
      spi: 0xD8FB69D5(3640355285)
        transform: esp-3des esp-md5-hmac ,
        in use settings ={Tunnel, }
        conn id: 2, flow_id: Onboard VPN:2, sibling_flags 80000046, crypto map: M-ipsec
        sa timing: remaining key lifetime (k/sec): (4420762/2793)
        IV size: 8 bytes
        replay detection support: Y
        Status: ACTIVE

     outbound ah sas:

     outbound pcp sas:

カウンターの数値が上がっていれば、IPSec トンネルの中に通信が通過しています。

うまく接続できない時は、デバッグコマンドが役に立ちます。

  • debug crypto isakmp 
  • debug crypto ipsec

設定内容

R1

R1#sh run 
Building configuration...

Current configuration : 1842 bytes
!
! Last configuration change at 06:21:16 UTC Tue Feb 23 2021
!
version 15.0
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
no service password-encryption
!
hostname R1
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
!
no aaa new-model
!
!
!
!
!
dot11 syslog
ip source-route
!
!
!
!
ip cef
no ipv6 cef
!
multilink bundle-name authenticated
!
!
!
license udi pid CISCO1812-J/K9 sn xxxxxxx
!
!
! 
!
crypto isakmp policy 10
 hash md5
 authentication pre-share
crypto isakmp key vpnuser address 10.0.0.253
!
!
crypto ipsec transform-set myset esp-des esp-md5-hmac 
!
crypto map mymap 10 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.253
 set transform-set myset 
 match address 100
!
!
!
!
!
interface BRI0
 no ip address
 encapsulation hdlc
 shutdown
 !
!
interface FastEthernet0
 ip address 10.0.0.254 255.255.255.0
 duplex auto
 speed auto
 crypto map mymap
 !
!
interface FastEthernet1
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 !
!
interface FastEthernet2
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet3
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet4
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet5
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet6
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet7
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet8
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet9
 switchport access vlan 100
 !
!
interface Vlan1
 no ip address
 !
!
interface Vlan100
 ip address 172.16.23.254 255.255.248.0
 !
!
router ospf 1
 log-adjacency-changes
 network 172.16.16.0 0.0.7.255 area 0
!
ip forward-protocol nd
no ip http server
no ip http secure-server
!
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0
!
access-list 100 permit ip 172.16.16.0 0.0.7.255 172.16.24.0 0.0.0.127
!
!
!
!
!
!
control-plane
 !
!
!
line con 0
line aux 0
line vty 0 4
 login
!
end

R2

R2#sh run 
Building configuration...

Current configuration : 1980 bytes
!
! Last configuration change at 06:07:15 UTC Sun Feb 13 2022
!
version 15.0
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log datetime msec
no service password-encryption
!
hostname R2
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
!
no aaa new-model
!
!
!
memory-size iomem 25
!
!
dot11 syslog
ip source-route
!
!
!
!
ip cef
no ipv6 cef
!
multilink bundle-name authenticated
!
!
!
license udi pid CISCO1812-J/K9 sn xxxxxxx
!
!
vlan 100
 name home-data
!
vlan 111
 name MGMT
!
vlan 200
 name PBR-test
!
! 
!
crypto isakmp policy 10
 hash md5
 authentication pre-share
crypto isakmp key vpnuser address 10.0.0.254
!
!
crypto ipsec transform-set myset esp-des esp-md5-hmac 
!
crypto map mymap 10 ipsec-isakmp 
 set peer 10.0.0.254
 set transform-set myset 
 match address 100
!
!
!
!
!
interface BRI0
 no ip address
 encapsulation hdlc
 shutdown
 !
!
interface FastEthernet0
 ip address 10.0.0.253 255.255.255.0
 duplex auto
 speed auto
 crypto map mymap
 !
!
interface FastEthernet1
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 !
!
interface FastEthernet2
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet3
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet4
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet5
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet6
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet7
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet8
 switchport access vlan 100
 !
!
interface FastEthernet9
 switchport access vlan 100
 !
!
interface Vlan1
 no ip address
 !
!
interface Vlan100
 ip address 172.16.24.126 255.255.255.128
 !
!
router ospf 1
 log-adjacency-changes
 network 172.16.24.0 0.0.0.127 area 0
!
ip forward-protocol nd
no ip http server
no ip http secure-server
!
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 FastEthernet0
!
access-list 100 permit ip 172.16.24.0 0.0.0.127 172.16.16.0 0.0.7.255
!
!
!
!
!
!
control-plane
 !
!
!
line con 0
line aux 0
line vty 0 4
 login
!
end

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超小型 Bluetooth スピーカー EWA A106


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EWA というメーカーのBluetooth スピーカーを買ってみました。

ブラックのボディーで、上面は金属製でシルバー。安っぽさは全くないです。

直径 48mm、高さ 40mmと超コンパクト。重量は 175gです。

手に乗せるとズッシリ間があります。サウンド的には、J-Pop があるかなというのが個人的感想です。

ボタン類もシンプルで、付いているボタンは 1つ。Bluetooth の接続と切断、再生/停止・早送り/曲戻しは、1つのボタンで行います。

そのボタンは、Bluetooth の接続中は、LED が青色で点灯、充電中は赤色で点灯します。ボタンの反対側にはマイクロ USB 端子があり、そこから充電します。

付属品:

  • EWA A106 Bluetooth スピーカー本体
  • マイクロ USB 充電ケーブル
  • キャリーケース
  • メタルバックル
  • 取り扱い説明書

2000円程度というこの価格の小型 Bluetooth スピーカーに、何と、ハードキャリーケースが付いてきます。このケースには複数の穴が開いており、スピーカーを収納した状態でも音楽を聴くことができます。

金属のバックルも付いているので、カバンなどにぶら下げたり、ズボンのベルト通しにぶら下げたりもできます。

このケースですが、おまけ感は全然ないです。ファスナーの開閉もスムーズですし、縫製もしっかりしてます。ただ、購入時に色が選べないんですよね。これができたら最高だったのに。

仕様

  • Bluetooth バージョン: 3.0
  • 通信距離: 10メートル
  • スピーカーサイズ: 40mm
  • バッテリー容量: 500mAh
  • 連続再生: 6時間
  • 充電時間: 2時間

この小型スピーカーですが、小ささと価格にしては、考えられないほどの音を出します。さらに、よくある安いスピーカーのように音量を上げても、音が破れません。スピーカーを置く場所次第で当然音は変わりますが、低音がズンズンと振動しながら響きます。

某雑誌で紹介されているのを見ましたが、「この小ささと価格でBose 並み」と書いてありましたが、それはさすがに言い過ぎです。私は Bose のファンで、当然 Bose の Bluetooth スピーカーも複数台持ってます。これは間違いなく言えます。Boseほどではありません。

ですが、この小ささと価格でここまでの音を出せるスピーカーは、なかなか無いんじゃないでしょうか。

「電源が入らない」コメントについて

電源ボタンは、強く押し込んで少しそのまま待つ必要があります。軽く押すだけでは、電源は入りません。思ったよりもグッと奥まで押して、電源 ON の音がするまで待ちます。電源が入ると、青色の LED が点灯します。

ひょっとしたらですが、軽く押して電源が入らないことを言っているのかも知れませんね。実際に使ってみて、これを感じました。私も最初、エッ?と思いましたので。

Bluetooth 接続後の注意点と操作

Bluetooth 接続直後は、音量が大きいので注意です。

また、本体では音量の調節はできません。音量の調節は、接続しているパソコンやスマホ側で行います。

もっと金額を出せば、性能や音質のもっと良い小型 Bluetooth スピーカーはあると思います。

ですが、Bluetooth スピーカーを購入しても、ひょっとしたら実はあまり使わないというケースも多いかも知れません。そんな時の「とりあえず」には、この価格はちょうど良いと思います。

また、旅行や出張に持って行くにも、このサイズは向いていると思います。私は仕事柄、国内や海外の出張が多いのですが、良い音で音楽を楽しむのには、やはりスピーカーが欲しいと感じます。ですが同時に、かさばるのも嫌です。このスピーカーなら、旅行鞄の隙間に入ります。

こう言った意味でも、このスピーカーは「アリ」なんじゃないでしょうか。

実売価格が 2000円程度ですので、その価格帯の小型スピーカーの中で比較すれば、かなり良いと思います。みなさまも一台どうでしょうか?

【最新ローズゴールド】 EWA A106 ポータブル ミニ ワイヤレス Bluetooth スピーカー 旅行用EVAケース付き【12時間連続再生/IP67防水規格/超小型/コンパクト/パッシブラジエータ搭載/強化された低音/車載、風呂用 可/多言語取扱説明書】 posted with カエレバ

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2022年 CCNP Enterprise Cisco DDNS コマンド コンピューター ルーティング 技術一般 認定資格

Cisco ルーターでダイナミック DNS を使う


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自宅のインターネットルーターで Cisco 891F を使用していて、ダイナミック DNS が使いたかったので、設定をまとめてみました。

ちなみに、私が契約しているダイナミック DNS は、Dyndns です。

インターネット上の DNS サーバーを参照できるようにします。

  • ip dns server: DNS サーバー参照を有効化
  • ip name-server: 参照する DNS サーバーの IPアドレス
C892-02# configure terminal
C892-02(config)# ip dns server
C892-02(config)# ip name-server 4.2.2.6

DDNS の設定を入れていきます。

  • ip ddns update method: 契約している DDNS のサービス
  • http: HTTP を使用して更新

この例では、Dyndnsをサービスとして使っています。

C892-02(config)#ip ddns update method DynDNS
C892-02(DDNS-update-method)#http

次に、Dyndns で契約しているサービスのアカウント情報を指定します。Dyndns の場合、構文は以下の内容になります。

https://username:password@members.dyndns.org/nic/update?system=dyndns&hostname=&myip=

C892-02(DDNS-HTTP)# add http://kkinternational:pass-kk@members.dyndns.org/nic/update?system=dyndns&hostname=<h>&myip=<a>

次に、アップデートのインターバルを指定します。

  • interval maximum: DDNS の更新間隔

日 時間 分 秒 の順になります。以下の例だと 5分毎という指定です。このインターバルは時間が短すぎると、サービスによっては拒否されますので、適当な長さで指定した方が良いです。

C892-02(DDNS-HTTP)# interval maximum 0 0 5 0

これで、ダイナミック DNS の設定は完了です。

DDNS として No-IP を使用している場合、こちらが参考になります。

最後に、この設定をインターネットに面しているインターフェースに適用していきます。

  • ip ddns update hostname: 契約している DDNS のホスト名
  • ip ddns update: 契約しているサービス名
C892-02(DDNS-update-method)# interface dialer0
C892-02(config-if)# ip ddns update hostname kkinternational.dyndns.org
C892-02(config-if)# ip ddns update dyndns
C892-02(config-if)# ip address dhcp

動作確認には、このデバッグコマンドが使えます。

C892-02#debug ip ddns update 
Dynamic DNS debugging is on

この設定を使って、リモートからの IPSec VPN 接続を行おうと設定をしています。こちらの設定についても、まとめたら公開していきたいと思います。

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格安Cisco SFPの購入体験と設定ガイド


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先日、ヤフーオークションを見ていたら、Cisco の SFP が安く売っているのを見つけました。お値段は何と、2つで 2200円。

CISCO SFPモジュール GLC-T(30-1410-03)2個セット

中古なので使用感がある程度あるのは仕方ないのですが、とにかく安い。

うちのリビングのテレビの横に Cisco Catalyst 2960 を置いて使っているのですが、8 ポートのモデルです。ここに使えたらポート数が増やせるなと思いました。

WS-C2960L-8TS-LL

ネットで調べてみるとサポートしてそうな感じです。

Q:

Is it compatible with cisco WS-C2960L-48TS-LL?

A:

Yes, it is compatible with cisco WS-C2960L-48TS-LL.

早速、購入して試してみました。

Gigabit Ethernet 0/9 にインストールしてみます。

!
interface GigabitEthernet0/8
 description to Wall LAN outlet @ TV settings
 switchport access vlan 100
 switchport trunk native vlan 111
 switchport mode trunk
 spanning-tree portfast edge trunk
!
interface GigabitEthernet0/9 <<<<
 shutdown
 !
interface GigabitEthernet0/10
shutdown
 !
 interface Vlan1
 no ip address
shutdown

インターフェースを有効化します。

Cat2960-TV2(config)#int gigabitEthernet 0/9
Cat2960-TV2(config-if)#no shut
Cat2960-TV2(config-if)#end

ここで SFP をインストールしてみます。

インターフェースの状態は特に変化ないです。念のために、システムのリブートもしてみます。

Cat2960-TV2#sh int gigabitEthernet 0/9
GigabitEthernet0/9 is down, line protocol is down (notconnect) 
  Hardware is Gigabit Ethernet, address is c4b3.6aa9.0e09 (bia c4b3.6aa9.0e09)
  MTU 1522 bytes, BW 10000 Kbit/sec, DLY 1000 usec, 
     reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
  Encapsulation ARPA, loopback not set
  Keepalive not set
  Auto-duplex, Auto-speed, link type is auto, media type is Not Present
  input flow-control is off, output flow-control is unsupported 
  ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
  Last input never, output never, output hang never
  Last clearing of "show interface" counters never
  Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
  Queueing strategy: fifo
  Output queue: 0/40 (size/max)
  5 minute input rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
  5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
     0 packets input, 0 bytes, 0 no buffer
     Received 0 broadcasts (0 multicasts)
     0 runts, 0 giants, 0 throttles 
     0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
     0 watchdog, 0 multicast, 0 pause input
     0 input packets with dribble condition detected
     0 packets output, 0 bytes, 0 underruns
     0 output errors, 0 collisions, 2 interface resets
     0 unknown protocol drops
     0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
     0 lost carrier, 0 no carrier, 0 pause output
     0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

インベントリーを確認してみます。

Gigabit Ethernet 0/9 に SFP が見えました。認識してますね。

Cat2960-TV2#sh inventory 
NAME: "1", DESCR: "WS-C2960L-8TS-LL"
PID: WS-C2960L-8TS-LL  , VID: V02  , SN: FCW230xxxxx

NAME: "GigabitEthernet0/9", DESCR: "10/100/1000BaseTX SFP" <<<<
PID: GLC-T             , VID:      , SN: AGM183xxxxx   

Gigabit Ethernet 0/9 にパソコンを接続してみます。

ポートが Up になりました。

Cat2960-TV2#sh int gigabitEthernet 0/9
GigabitEthernet0/9 is up, line protocol is up (connected) 
  Hardware is Gigabit Ethernet, address is c4b3.6aa9.0e09 (bia c4b3.6aa9.0e09)
  MTU 1522 bytes, BW 1000000 Kbit/sec, DLY 10 usec, 
     reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255
  Encapsulation ARPA, loopback not set
  Keepalive not set
  Full-duplex, 1000Mb/s, link type is auto, media type is 10/100/1000BaseTX SFP
  input flow-control is off, output flow-control is unsupported 
  ARP type: ARPA, ARP Timeout 04:00:00
  Last input 00:01:47, output 00:00:01, output hang never
  Last clearing of "show interface" counters never
  Input queue: 0/75/0/0 (size/max/drops/flushes); Total output drops: 0
  Queueing strategy: fifo
  Output queue: 0/40 (size/max)
  5 minute input rate 4000 bits/sec, 1 packets/sec
  5 minute output rate 0 bits/sec, 0 packets/sec
     321 packets input, 59851 bytes, 0 no buffer
     Received 321 broadcasts (132 multicasts)
     0 runts, 0 giants, 0 throttles 
     0 input errors, 0 CRC, 0 frame, 0 overrun, 0 ignored
     0 watchdog, 132 multicast, 0 pause input
     0 input packets with dribble condition detected
     75 packets output, 11694 bytes, 0 underruns
     0 output errors, 0 collisions, 1 interface resets
     0 unknown protocol drops
     0 babbles, 0 late collision, 0 deferred
     0 lost carrier, 0 no carrier, 0 pause output
     0 output buffer failures, 0 output buffers swapped out

では、Gigabit Ethernet 0/9 に、データ VLAN であるVLAN100 を割り当ててみます。

Cat2960-TV2#config t
Enter configuration commands, one per line.  End with CNTL/Z.
Cat2960-TV2(config)#int gigabitEthernet 0/9
Cat2960-TV2(config-if)#switchport mode access
Cat2960-TV2(config-if)#switchport access vlan 100
Cat2960-TV2(config-if)#

Gigabit Ethernet 0/9 に接続した Windows10 から、デフォルトゲートウェイとなるルーターに対して Ping を撃ってみます。

しばらくしたら、Echo Reply が返ってきました。通信可能になりましたね。

:\Users\ken>ping 172.16.23.254 -t

172.16.23.254 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.19.100 からの応答: 宛先ホストに到達できません。
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =4ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =3ms TTL=255
172.16.23.254 からの応答: バイト数 =32 時間 =2ms TTL=255


172.16.23.254 の ping 統計:
    パケット数: 送信 = 112、受信 = 112、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
    最小 = 1ms、最大 = 4ms、平均 = 1ms
Ctrl+C
^C
C:\Users\ken>

WS-C2960L-8TS-LL でも GLC-T が使えることが分かりました。これでポート数を 2つ増やすことができます。

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用語比較

並べて比較してみると、やはり分かりやすいです。

Azure の言葉も何となくは知っていたのですが、これではっきりしました。

AWS 用語Azure 用語
EC2 (Elastic Compute Cloud)Virtual Machines
仮想サーバーにより、OS やサーバー ソフトウェアをデプロイしたり、管理や保守が行える。
AWS 用語Azure 用語
Auto ScalingVirtual Machine Scale Sets
負荷を見て、VM インスタンスの数を自動的に変更する。
AWS 用語Azure 用語
VPC (Virtual Private Cloud)VNET (Virtual Network)
クラウド内の分離されたプライベート環境のこと。 ユーザーは、独自の IP アドレス範囲の選択、サブネットの作成したりして、自分の仮想ネットワーク環境を制御できる。
AWS 用語Azure 用語
NAT GatewaysVirtual Network NAT
仮想ネットワークでアウトバウンド専用のインターネット接続が簡単になるサービス。プライベートサブネットで外部ネットワークと通信する際に使用する。
AWS 用語Azure 用語
VPN GatewayVPN Gateway
仮想ネットワークを他の仮想ネットワーク、または顧客のオンプレミス ネットワークに接続 (サイト間) できる。
AWS 用語Azure 用語
Route 53DNS
サービスで提供される DNS。これにより、各 DNS レコードを管理する。
AWS 用語Azure 用語
Direct ConnectExpress Route
ある場所からクラウド プロバイダーへの (インターネット経由ではなく) 専用のプライベート ネットワーク接続を確立する。
AWS 用語Azure 用語
ALB (Application Load Balancer)Application Gateway
レイヤー 7 のロード バランサー。 SSL ターミネーションやラウンド ロビンによるトラフィックの負荷分散をサポートする。
AWS 用語Azure 用語
NLB (Network Load Balancer)Load Balancer
レイヤー 4 (TCP または UDP) でトラフィックを負荷分散する。
AWS 用語Azure 用語
CloudFrontAzure CDN
クラウドプロバイダーで提供される CDN サービス
AWS 用語Azure 用語
Certification Managerポータルで使用可能な App Service 証明書
クラウド内で証明書をシームレスに作成、管理できるようにするサービス。
AWS 用語Azure 用語
S3 (Simple Storage Services)Blob Storage
バックアップ、アーカイブ、ディザスター リカバリーなど向けのオブジェクト ストレージ サービス。
AWS 用語Azure 用語
EBS (Elastic Block Storage)マネージドディスク
I/O 集中型読み取り/書き込み操作用に最適化された SSD ストレージ。
AWS 用語Azure 用語
S3 GlacierStorage アーカイブアクセス層
ストレージ コストが最も低くいアーカイブ ストレージ。

Azure Administrator (AZ-104)の教材

私がAZ-104に合格するまでに使った教材を紹介します。

合格対策Microsoft認定試験AZ-104:Microsoft Azure Administratorテキスト&演習問題

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Azure をあまり触ったことのない人は、これから始めるのが良いかと思います。

内容は分かりやすく、全分野をカバーはしています。ただ、深いところまでは説明がなく、これだけで合格は厳しいと思います。

(模擬試験付き)徹底攻略 Microsoft Azure Administrator 教科書 [AZ-104] 対応

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この教材が一番良いのではと思います。試験内容をカバーしているのは当然ですが、説明もしっかりしています。

ただ、この教材に付いている模擬問題は、本番の内容に比べると簡単なので、この問題を解ければ合格とは思わない方がいいです。

試験前の力試しには、やはりUdemyの問題が良いです。

私は以下の2つを使いましたが、本番を想定した内容となっており、しかも、いくつかはほぼ同じ内容の問題も出ていました。

AZ-104: Microsoft Azure Administrator 模擬試験問題集

AZ-104: Microsoft Azure Administrator 2022年 模擬試験問題集

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クラウドサービス:AWSとAzureの違い


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